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差し歯が折れた時に知っておきたい応急処置と治療法|横浜市平沼の予防歯科なら野中歯科医院 

差し歯が折れた時に知っておきたい応急処置と治療法

差し歯が突然折れてしまうと、見た目の問題だけでなく、食事や会話にも支障が出て不安になる方が多いでしょう。


この記事では、差し歯が折れた時に必要な応急処置の方法や、差し歯が折れる原因と治療についてわかりやすく解説します。

万一の際に冷静に対処できるよう、正しい知識を身につけましょう。

--目次---------------------------------------  

◆差し歯が折れた時の応急処置と注意点

◆差し歯が折れたのはなぜ?原因と治療法

◆差し歯のメンテナンスとトラブル予防策

◆差し歯が折れたら適切に保管して早めに受診しよう

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◆差し歯が折れた時の応急処置と注意点

万が一差し歯が折れたら、どうしたらいいのでしょうか?

実は、その直後の行動が後の治療や回復に大きな違いを生みます。

ここでは、差し歯が折れた時の応急処置のポイントを紹介します。

 

・差し歯が折れた時の応急処置

差し歯が折れた瞬間は驚きますが、まずは落ち着くことが大切です。

無理に触ったり押し込んだりせず、鏡で状態を確認するだけにとどめましょう。


痛みがある場合は冷やすか、市販の鎮痛剤を服用して対応するようにします。

 

・折れた差し歯を保管する方法

折れた差し歯は再接着のもう一度使える可能性があるため、捨てずに歯医者に持参しましょう。

適切に保管するか否かで、治療法や結果が左右されます。

 

折れた差し歯を保管する際は、乾燥を避けるため牛乳や水に浸して保存するのが理想です。

ティッシュや紙に包んで乾燥させてしまうと、形状や質が変わる恐れがあります。


湿潤な環境を保つように気をつけて、すぐに歯医者に連絡しましょう。

 

・折れた部分の清掃と注意点

破損した部分は非常に繊細です。

刺激や細菌の侵入により、痛みや炎症、悪化を招くことがあります。

適切な清掃で清潔を保ちましょう。

 

やわらかい歯ブラシで優しく洗い、うがいはぬるま湯で軽く行うのが望ましいです。

熱いもしくは冷たい飲食物、アルコールや酸性の飲料などは刺激になるため避けてください。

 

次に、なぜ差し歯が折れてしまうのか、原因と治療法を詳しく見ていきましょう。

 

◆差し歯が折れたのはなぜ?原因と治療法

差し歯が折れてしまう背景には、いくつかの要因が絡んでいます。

ここでは主な原因と治療法について見ていきましょう。

 

・差し歯が折れる主な原因

差し歯が折れる原因は、主に下記の4つです。

 

・接着剤の劣化

・噛み合わせの力が強すぎる

・土台(コア)の劣化や破損

・外的な衝撃(転倒や顔をぶつけるなど)

 

差し歯は人工物のため、時間の経過とともに素材や接着剤が劣化しやすくなります。

特に接着剤の寿命は永久ではなく、数年経つと接着力が弱まることがあります。

 

また、噛み合わせの問題や歯ぎしり、食いしばりといった習慣が強い力を加え、差し歯に負担をかけて破損の原因になります。

 

さらに、転倒やスポーツ時の接触、硬いものを強く噛んだ際の衝撃などの外的要因も、差し歯が折れる原因となることがあります。

 

定期的に歯科医院でのチェックを受けることで、問題の早期発見や予防につながります。

気になる違和感があれば、早めに相談しましょう。

 

・差し歯の治療法と費用

破損状態に応じて、再接着、部分修理、あるいは新規作成といった治療法があります。

 

・差し歯が外れただけの場合

再接着再使用が可能なケースが多く、歯根や土台に問題がなければそのまま使えるでしょう。

15~30分程度の処置で済みます。

 

・土台(コア)が折れた場合

新しいコアの再製作が必要です。

状態により根管治療をやり直すこともあります。

 

・歯根にトラブルがある場合

ブリッジやインプラントなど、差し歯以外の治療を検討することになります。

 

このように、差し歯の破損状態で修理方法が大きく異なります。

治療の内容によって費用や期間が異なりますので、歯科医とじっくり相談しましょう。

費用については、再接着が可能な場合は比較的安価に済みますが、破損が大きい場合は新規作製となり、高額な費用がかかることもあります。

 

・新しい差し歯を作る際の注意点

信頼できる歯科医師のカウンセリングを受け、自分の口腔環境に合った素材(セラミック、金属など)や設計を選ぶと安心です。

じっくり話を聞き、納得してから進めましょう。

 

また治療が終わった後も、トラブルの再発を防ぐためのケアが欠かせません。

次に、日常的に行える予防策をご紹介します。



◆差し歯のメンテナンスとトラブル予防策

差し歯を長持ちさせ、安全に使い続けるためには、日々のケアと少しの工夫が大切です。

シンプルで継続しやすい対策を取り入れましょう。

 

・差し歯を長持ちさせるためのケア

差し歯まわりは汚れが蓄積しやすく、歯肉炎やむし歯のリスクが高まります。

そのため、適切なケアで健康な状態を維持することが大切です。

 

就寝前のデンタルフロスや歯間ブラシの使用は特に効果的です。

歯の隙間や歯茎の境目までしっかり磨きましょう。

清潔に保つことで、差し歯が長持ちします。

 

・差し歯が折れないようにするには?

差し歯は天然歯よりも構造的に脆く、破損しやすいため、日常生活での負担を減らす工夫が重要です。

 

 

〇日常生活でのポイント

 

・硬いものは奥歯で噛む

 前歯に差し歯が入っている場合、硬い食べ物(せんべいや氷など)はなるべく奥歯で噛むようにしましょう。

 

・前歯で無理に噛まない

 袋を歯で開ける、爪を噛む、糸を切るといった行為は差し歯の破損につながるため控えましょう。

 

・歯ぎしり・食いしばりへの対策

   就寝中の歯ぎしり対策にナイトガードを使用

 寝ている間に無意識に強い力がかかることを防ぐため、ナイトガードの装着が効果的です。

 

・日中の噛みしめにも注意

 仕事中や集中しているときに無意識に噛みしめている人は少なくありません。

 意識して力を抜く、深呼吸をする、付箋などを使って「噛みしめ注意」を促すなどの工夫をしましょう。

 

◆差し歯が折れたら適切に保管して早めに受診しよう

差し歯が折れた時には、まず落ち着いて応急処置を行い、折れた差し歯を適切に保管してください。

そのうえで、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう。

原因を把握し、適切な治療と予防を進めることで、トラブルを最小限に抑えられます。

 

横浜駅・高島町駅・平沼橋駅近辺で歯医者をお探しの方は、神奈川県横浜市平沼の野中歯科医院へご相談ください。


記事の監修



野中歯科医院 院長 : 野中 哲雄

東北大学を卒業後、九森歯科医院での勤務を経て、1996年に横浜市西区にて野中歯科医院を開院。
依頼、地域に根ざした診療を続けている。
横浜市立小学校では20年以上にわたり、子どもたちに姿勢や歯並びの大切さを伝える活動にも力を注いでいる。
・横浜歯科臨床座談会 会員